私たちの技術と歴史
1945年創業以来「自然の味、本物の味」をテーマに、多彩なリクエストにお応えしてきた松原食品。
私達の使命は、お腹を、心を満たす味を『再現力』で生み出し、健康で豊かな美味しさを食卓へお届けすることです。
私達は年間1000以上のアイテムを製品パーツとして送り出し、北海道から沖縄までの日本国内のみならず、アメリカ、シンガポールなど海外でも、名前の出ない裏方として食文化を支えています。
松原食品の歴史
- 1945年
- 創業者・奈良原 隆一 現在地で醤油製造業を開業し、松原醤油として売り出す。
- 1948年
- 松原食品株式会社に改称する。
- 1958年
- 麺類のだし醤油「麺の露」を発売する。
- 1960年
- 即席ラーメンの全国ブームに乗り調味料の売上が増大する。
- 1962年
- 「うどんスープ」など家庭用の総合調味料から総合食品メーカーへ脱皮する。
- 1977年
- 初代社長・奈良原 隆一 逝去に伴い、奈良原 スガノ 社長に就任する。
- 1979年
- 博多とんこつラーメンスープ「とんちゃんスープ」を開発。業界の注目を浴びる。
- 1981年
- 博多ラーメンのお土産を開発。全国的にブームになり、明太子に次ぐヒット商品となる。
- 1985年
- 新宮倉庫二棟(粕屋郡)新築する。
- 1994年
- 本社の社屋拡張工事が完了する。
- 1996年
- アンテナショップ「スープショップ寿香乃」を開店する。
- 1997年
- 奈良原 一 社長に就任する。
- 2005年
- トレーサビリティシステムを導入する。
- 2008年
- 新宮センター(物流センター) 竣工する。
- 2016年
- 本社工場 SQF認証取得する。
- 2020年
- 各国大使館お墨付き‘おうちで旅する世界の絶品グルメシリーズ’展開する。
〜創業当時から大切にしていること〜
夫婦ふたりきり、二人三脚でスタートした松原食品。
一歩また一歩と歩みを進めるうちに仲間も増え、少しずつでも確実に新しい商品を作れるようになっていきました。
そうして育んできた精神は、はじまりから70年以上経った今もなお脈々と受け継がれています。
不易流行。いつまでも変わらない本質と新しいものを取り入れる柔軟さ。
松原食品は、これからも二人三脚の精神を忘れずに未来へ歩み続けてまいります。
そして、お客様とも二人三脚で、ともに励まし、ともに成長できれば、と願っております。
松原食品が求められる理由
再現力
私たち松原食品の強みであり、個性である『再現力』とは何なのか。
それは、美味しいものをつくり一つひとつの味づくりに情熱をかける「力」のことです。
福岡、いや九州の食卓を支え70年以上の歴史の中で積み上げられたレシピの数々。その無数の組み合わせと日々の研究、お客様の記憶に残る味や香りを糸口に、懐かしの味や定番の味、今までにない新しい美味しさをオリジナリティーあふれるアイデアと期待を超える『再現力』で実現します。
小袋充填のプロフェッショナル
皆さん、小袋というとどのようなものを思い浮かべるでしょうか?
餃子のたれ、カップラーメンの粉末スープなど、小袋は生活の身近なところで活躍しています。
私たちは、たれやスープの素の小袋はもちろん、ラードやオリーブオイルなどの油の小袋の充填も得意としています。それに加えて、液体と粉末、液体と液体、それぞれの小袋をドッキングした、いわゆるWタイプの充填技術については全国有数と言えるだけの自負があります。
小回りの利くスピーディな対応
スピーディかつ納得いくまで対応するサンプル試作は、業界内でも高く評価されています。
また特注対応(オーダーメイド)と聞くとロットが多く、ハードルが高いイメージありませんか?弊社では液体、粉末ともに小ロットで対応。また最小5gの小袋から、ペットボトルやキュービーテナーまで用途に合わせ柔軟に提案できます。中小企業だからこそ、福岡のローカル企業だからこそ、大手メーカーにはない対応力でお客様の商品作りをアシストします。
安心・安全への取り組み
年々高まる「安心・安全」へのニーズに対応して製造ラインには最新のシステムを導入しています。
2005年に業界で先駆けて、原材料の出所・製造元の情報・販売先の記録などを管理する’トレーサビリティシステム’を導入し、改善を重ねながら運用しています。
2016年には、HACCP手法等に基づいた国際的な食品安全・品質マネジメント規格の一つ、SQF認証を取得しました。これにより、国際的な基準にかなった安全で高品質な食品を製造していることが実証されました。
このように、私たちはよりおいしく、より品質の高い商品をお届けするために、「安心・安全」を基盤とした衛生的でスピーディな製造ラインと管理体制を整えています。
これからも、異物混入対策、食中毒対策など食品の安全に関わる対策に万全を期し、品質についても二重のチェック体制などで徹底してこだわっていきます。